麹蓋を洗いたい

麹を仕込む際、はちどり味噌では「麹蓋」という箱を使用しています。


現在は、機械で仕込むところが多いので麹蓋を使用した麹作りは少数派ですが、質の良い麹を作るのには欠かせない道具となります。

また、「手作り味噌」の条件の一つに、麹蓋を使用した麹作りがあるので、手作り味噌にも欠かせない道具となります。


ちなみに手作り味噌の条件には、

・加温により醸造を促進したものではないこと

・アルコールなどの添加物を使用していないこと

・全量伝統的な手作業による麹蓋方式により製麹された麹を使用すること

の3つがあります。


これら全てを満たしていないと、手作り味噌は名乗れません。

はちどり味噌のお味噌は、全て手作り味噌の条件を満たしていますが、パッケージには手作りの表記はしていません。

基本、味で勝負しているので、表記しないようにしています。


話しがそれましたが、麹蓋を仕込んだ毎に洗えれば良いのですが、続けて仕込むことが多いのでその時間がありません。

ただ、連続で使っていると、表面が汚れていくので定期的に洗っています。汚れといっても、麹菌の菌糸が付着している状態なので、実際は問題ないのですが、HACCP等も関係してくるので、洗うようにしています。


天気が良くないと、麹蓋がしっかり乾かないので、悩みどころです。

明日、明後日(12/21,22)と雪予報なので、考え中です。

はちどり味噌

大分県宇佐市で、栽培期間中、農薬・肥料不使用の自然栽培の米と大豆を使い味噌を作っています。味噌の仕込のオフシーズンには、自然栽培の農作業も手伝っています。仕込みの様子や農作業など、日々の出来事をブログを通じてお伝えできればと思っています。

0コメント

  • 1000 / 1000